02フェルト工程
原料の綿から
フェルトろ布をつくる
空隙の多いフェルトろ布は、主に集じん用のろ材としてよく使われます。
中尾フイルター工業では、集じん工程の様々な要求に合わせて、
150種類以上のフェルトろ布をつくっています。
綿をしっかり
ほぐす
圧縮梱包されて塊になった原料綿をしっかりほぐすことで後工程の加工がやさしくなり
品質の高いフェルトろ布ができます。原料綿の品種替えには、入念な掃除が必要です。
02フェルト工程
1/3
開繊
繊維の方向を揃え
均一な繊維の層をつくる
繊維をきれいに揃えることで、均質なフェルトになる準備が整います。
繊維を揃え、重ねてシートにしたものをウェブと呼びます。
02フェルト工程
2/3
カード/ウェブ形成
特殊な針でウェブを繰り返し
打ち繊維を絡ませる
針の数は64,000本。繰り返し打つことで、繊維同士が絡まって密度が高まり、
空隙の多いしっかりとしたフェルトろ布が出来上がります。完成したフェルトろ布は
「生機(きばた)ろ布」と呼ばれ、仕上げ工程へ出荷されます。
02フェルト工程
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ニードルパンチ
