01織布工程

フロー図

原料の糸から
織物ろ布をつくる

しなやかで丈夫な織物ろ布は、主に液体ろ過用のろ材としてよく使われます。
中尾フイルター工業では、
ろ過工程の様々な要求に合わせて、300種類以上の
織物ろ布をつくっています。

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糸を撚り合わせる

材質や形の異なる複数の糸を撚り合わせ、
太さや硬さ、滑らかさ、空隙性など、
ろ過工程の要求に適した性質の糸を作り出します。

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撚糸
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たて糸をきれいに並べて
織る準備をする

たて糸を均一な張力できれいに並べることで、
高い品質の織物ろ布になる準備が整います。
静電気により張力が乱れるため、
湿度の管理が重要です。

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整経
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たて糸を1本1本
枠に通し、
織る準備をする

たて糸の数は数千本から数万本。正確さと速さが
同時に要求される繊細な技能です。

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経通し
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たて糸とよこ糸を
交差させて、織物を織る

交差のパターン(織り組織)を変えることで、
硬さや厚さ、緻密さ、滑らかさなど、
ろ過工程の
要求に適した特性のろ布をつくることができます。
完成した織物ろ布は
「生機(きばた)ろ布」と
呼ばれ、仕上げ工程へ出荷されます。

01織布工程
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製織
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