持続可能な未来
中尾フイルター工業と持続可能な未来
中尾フイルター工業株式会社は創業以来、工業用ろ布の研究・開発・製造・販売を通じて、国内および海外の公害防止、環境改善に貢献してまいりました。今後も、国連が提唱する「持続可能な開発目標（SDGｓ）」に賛同し、事業活動を通じて地域課題の解決し、持続可能な社会の実現に努めてまいります。さらに、政府が掲げる2050 年のカーボンニュートラル実現に向け、「温室効果ガス排出量削減」に取り組み、環境経営を推進してまいります。
長年培われたフィルター製造技術を活かして、環境配慮型の製品や製造プロセスを研究・開発し、地球環境保全や循環型社会の実現に貢献します。
- 廃棄物を原料に再利用したフィルターの開発・製造
- 高性能・長寿命フィルターの研究・開発
- 製造プロセス改善によるCO2 排出量の削減
ISO9001 による品質管理体制で運営された工場で、高品質のフィルターを製造し、安定供給を継続することで、澄みきった水と空気を守ります。
- 安定した品質のフィルター製造・販売
- BCP 策定による事業継続計画の推進
ワークライフバランスに配慮し、働きがいのある職場環境づくりを目指します。
- 確定拠出年金制度を導入し、社員の資産形成を促進
- 有給休暇を取得しやすい環境の整備
- 役職、職務に応じた教育、研修制度
2023 年7 月、中尾フイルターグループは、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの将来的な排出削減目標を設定し、国際的な共同イニシアティブである「Science Based Targets initiative（SBTi）※」より、中小企業 SBT の認定を取得しました。
※Science Based Targets initiative（SBTi）は、CDP、国際グローバルコンパクト、世界資源研究所（WRI）、世界自然保護基金（WWF） によって設立されたパートナーシップで、組織が科学に基づく排出削減目標を設定できるようにするグローバル機関です。
1. 削減目標
2022年を基準年とし、スコープ 1・2 の合計値で、2030 年までに42％削減を目指します。
2. 削減策の実施
- 温室効果ガス排出削減実行委員会を設置しました。
- 笠岡工場に太陽光発電の設備を導入しました。
3. 今後の取り組み
主要製品、主要プロセスにおける CFP（カーボンフットプリント）の算定を開始致します。
