目詰まりの種類 |
防止方法 |
乾式 |
湿式 |
■繊維表面への粒子の蓄積
表面閉塞型と呼ばれ粒子は内部侵入していません。 |
ダスト剥離性の良いろ材の選定、バグハウスの保温 |
より表面の平滑な組織やケーキ剥がれやすい材質に変更 |
■温度低下による影響 |
バグハウスの保温をし、集塵条件の安定化を図る。高濃度の酸性ガスの場合、低い温度で集塵すると酸露点を下回ってしまい、ろ材の強度にも影響を与える。 |
休止時の乾き防止。内部に結晶が析出した場合は運転前に過布洗浄。 |
■乾燥などによる粒子の固着 |
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■油分付着による粒子の抱え込み |
油分やタール分などを多く含むガスの場合はあらかじめプレコートを実施し、一時付着層でろ過布を守る。 |
油分除去、アルカリ洗浄 |
■粒度分布が広いときや比重に差があるとき |
バグ上部に微粒子の影響から目詰まりが、下部は大きな粒子のため磨耗が起こりやすくなる。プレダスター(プレフィルター、サイクロン)で粒子のレベルをある程度揃える。また、払い落とし後十分な時間をとることも重要 |
フィルタープレスの場合乾式と同じように上部が目詰まり、下部磨耗破損が発生する。プレフィルター重力沈殿などによる分級分類 |
■クリーンサイドの障害物 |
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フィルタープレスの場合ろ板網形状により液体の停滞が起こる。クッション、パッキンなどの為、荒い保護ろ布などを使用する。 |