素材別耐薬品性 　
　
ろ過の対象物、温度によりろ過布の素材は決まってきます。しかし、実機使用では混合液である場合が多く、濃度や、使用期間など、様々な要因が関係してくる為、一概にはいえません。そのため弊社では新規ろ布のご採用の前に、浸漬テストをお勧めしています。
分類 詳細 ﾎﾟﾘ
ｴｽﾃﾙ		 ﾎﾟﾘ
ﾌﾟﾛﾋﾟﾚﾝ		 ﾅｲﾛﾝ ﾒﾀ系
ｱﾗﾐﾄﾞ		 ｱｸﾘﾙ ﾓﾀﾞ
ｱｸﾘﾙ		 ﾎﾟﾘ
塩化
ﾋﾞﾆﾙ		 ﾎﾟﾘ
塩化ﾋﾞﾆﾘﾃﾞﾝ		 ﾎﾟﾘ
4弗化
ｴﾁﾚﾝ		 ﾎﾟﾘ
ﾌｪﾆﾚﾝ
ｻﾙﾌｧｲﾄﾞ		 ﾎﾟﾘ
ｲﾐﾄﾞ		 ｶﾞﾗｽ 綿
　

中尾での表記

 TR PP NY CN AC KA TV KU TF PS PI GA CO
　 使用限界温度(℃) 130 90 100 200 140 70 60 60 220 180 240 260 100
酸 塩酸 ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ △ △ ○ △ ×
硫酸 △ ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ △ △ △ ×
硝酸 △ ○ × × ○ ○ △ ○ ○ △ △ ○ ×
クロム酸 ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ×
王水 △ ○ × × ○ △ ○ ○ ○ × × ○ ×
酢酸 ○ ○ △ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
蟻酸 ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △
アルカリ アンモニア水 × △ △ △ △ △ ○ △ ○ ○ × ○ △
水酸化ナトリウム × ○ △ △ △ △ ○ ○ ○ ○ × × ○
水酸化カリウム × △ △ △ × △ ○ △ ○ ○ × × ○
塩 塩化カルシウム ○ ○ × △ ○ ○ ○ ○ ○ ─ ○ △ ○
塩化ナトリウム ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○
塩化亜鉛 × ○ × △ △ ○ ○ ○ ○ ─ × ○ △
酸化剤 過酸化水素水 △ ○ △ ─ ○ ○ ○ ○ ○ ─ ○ ○ ○
次亜塩素酸ナトリウム ○ × △ △ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × △
塩素 △ × × × △ △ ○ × ○ × △ × △
弗素 △ ○ × ─ △ △ ─ × ○ ─ × × ×
有機
溶剤		 アセトン ○ △ △ ○ ○ × × × △ ○ ○ ○ ○
4塩化炭素 ○ △ ○ ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○
エチルアルコール ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
メチルエチルケトン ○ △ ○ ○ ○ × × △ ○ ─ ○ ○ ─
トリクロールエチレン ○ △ ○ ○ ○ ○ △ ○ ○ ─ ○ ○ ○
トルエン ○ × ○ ○ ○ ○ △ △ ○ △ ○ ○ ○
エチレングリコール ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ ○ ─ ○ ○ ─
鉱油 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注記：　○=使用可　△=低濃度・常温では使用できる　×=使用不可　─=データ不足

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